戸田市身体障害者福祉会の会長として、戸田市心身しょうがい児・者を守る親の会と共に市長に「市内公園広場等のインクルーシブ公園、ユニバーサル遊具について」の要望書を手渡ししました。
戸田市は令和3年3月に公園リニューアル計画が策定されました。各自治会には公園が1つ以上あり、30年以上が経過し老朽化が進んでいます。計画にあたり市はワークショップを開催し、公園の賑わいを促進し、可能な限り地域の声を反映するとしています。
私は、誰もが行き来できる公園など、障がいのあるなしに関わらず利用できる環境づくりを目指しています。公園は障がい者だけのものではなく、子どもから高齢者まで幅広い年代が集える場所であり、災害避難場所としても利用できる可能性があります。車止めがあるため車椅子やベビーカーが入りにくい公園も中にはあります。
今回の要望書の手渡しに関わった保護者の中には、
1.子どもを遊ばせるのに危険が無いように注意を払ってきた。
2.子どもの状況が広く見渡せ、誰もがやさしい公園であってほしい。このようにインクルーシブ公園、ユニバーサル遊具の設置を望む意見がありました。
このような関係者からの声を受けて、菅原市長には以下の内容を要望しました。
1.市内公園広場等にインクルーシブ公園、ユニバーサル遊具の設置をご検討いただきたい。
2.障がいのある当事者、保護者の声を聞く仕組みを構築していただきたい。
3.行政だけで進めるのではなく、民間や市民団体を積極的に活用していただきたい。
今後こうした課題について様々な人に知っていただきたく、何らかの形でワークショップを開催したいと考えます。ご意見等いただけたら幸いです。今回の市長要望にあたっては、埼玉新聞社からの取材を受けました。