令和６年度当初予算には、「スポーツセンター再整備に係る「基本構想」の策定」が盛り込まれており、今後、施設のコンセプトや導入施設等をまとめる「基本構想」を策定が予定しています。こうした状況を踏まえ質問します。

①戸田市スポーツ賞表彰規定、戸田市スポーツ大会出場選手助成金の見直しについて

Q 戸田市の表彰規定には、オリンピックやパラリンピック出場した選手を表彰するといった基準を定めている。一方でろう者のオリンピックであるデフリンピック、知的発達障害のある人たちにスポーツを通じ社会参加を応援するスペシャルオリンピックスの国際大会があることはあまり知られていない。見直しを。

A 　スポーツ賞としましては、その優秀な成績によって、スポーツ栄誉賞、スポーツ優秀賞、スポーツ奨励賞の３種類が規定されている。デフリンピックやスペシャルオリンピックス世界大会について、パラリンピックと同規模の大会であるため、同等の取り扱いとする、規定の見直しについて検討する。

　また、スポーツ大会出場選手助成金についても、デフリンピックやスペシャルオリンピックス世界大会をパラリンピックと同等の取り扱いとする、規定の見直しについて検討する。

②パラリンピック、デフリンピックについて

Q 市としてこれらの大会の周知、本市から出場される選手への期待を込めて盛り上げていただきたい。

A ２０２４年にフランスのパリでパラリンピックが開催予定であり、２０２５年には東京でデフリンピックが開催予定である。本市出身の選手が出場されることが決定した際には、市としても大会の周知、盛り上げや出場選手の応援を実施する。

③スポーツセンターの利用について

Q 建替えにあたっては障害者スポーツが支障なくできるように設計を進めていただきたい。設計段階で障害当事者や関係者からの声が反映される仕組みを検討いただけないでしょうか。

A スポーツセンターの再整備にあたっては、より利便性の高い施設となるよう、基本構想策定や設計業務の段階において、施設を利用するスポーツ関連団体のほか、障害のある方からのご意見もいただけるよう手法について検討する。

Q 現在、視覚障害者でトレーニングルームを利用している方がいる。施設利用に当たって福祉制度を利用しており、時間に制約がある。施設を利用できるよう環境整備等、合理的配慮についてお願いしたい。

A スポーツセンターでのトレーニングルームの利用については、障害のある方で介助を要する方は、介助者がいれば利用可能となっており、介助者の利用料金も不要となっている。

　障害の種類や程度によって、必要とされる介助者のスキル等は異なるため、現状では、施設スタッフによる介助は困難であると考えておりますが、施設の運動環境における工夫など合理的な配慮を行うため、当事者の方と対話を行っていく。

　また併せて、他自治体等における事例を調査・研究する。

佐藤

　スポーツセンターの再整備は、バリアフリー環境が整備され、障害のある方が運動・スポーツができる環境が改善されるものと大きな期待を寄せています。

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