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戸田市議会一般質問少子化対策、保育園について

戸田市議会_一般質問_少子化対策、保育園について

 東京都は本年10月より第2子以降の保育料を完全無償化する取り組みを予定しています。埼玉県でも東松山市が県内に先駆けて所得、きょうだいの就学に関係なく、第2子の保育料を無償にする取り組みを本年度より開始しています。また、市内の保育園関係者からご意見をいただいており、0歳児の空きが増加してきたことにより経営が難しくなっているといった課題を伺いました。そうした点を踏まえ、一般質問いたしました。

(1)保育料の軽減について

  ①第2子の保育料無償化について

Q 第2子の保育料は、第1子が小学生であるかどうかによって第2子の保育料負担額が変わります。第1子と第2子が在園中であれば、2歳児以下の第2子保育料が半額になります。一方で第1子が小学生以上になれば、2歳児以下の第2子の保育料は全額負担になります。年齢差によって負担額が異なる制度を改善できないでしょうか。

A 保育料の負担軽減については、国、県及び近隣自治体の動向等を注視しながら、研究する。

(2)保育施設の定員割れについて

 ①保育の空き状況について

 ②保育園全体の今後の見通しについて

Q 戸田市において、令和4年度の保育施設の待機児童者数は0です。一方で隠れ待機児童と言われている入所保留児童数は68人となっている。定員に余裕がある保育施設が増える中、希望通りに利用できない実態があることがわかります。保育施設にとって深刻な課題の一つに保育士の確保、人件費です。保育施設の経営状況を見据えた今後の見通しを把握し、対策を考える必要があります。保育施設の空き状況について伺います。

A 6月1日現在の空き状況は、0歳児119人、1歳児9人、2歳児23人、3歳児41人、4歳児102人、5歳児133人。5年前の平成30年度6月1日現在の0歳児の空き状況は57人です。

Q 経営への影響が大きいことの1つとして0歳児の入園です。0歳児保育の空き人数に係る県の補助金は、4月初日から6月初日までの空き人数の合計に補助単価を算出することになっている。保育園にとっては年度途中に入園された方がいたとしても県からの補助金が入らない仕組みになります。この期間を拡大することについて、県に要望することをお願いしたいがいかがでしょうか。

A 0歳児保育につきましては、対象月齢に到達してからの入所となることから、年度途 中で徐々に定員に達していくこととなります。県への要望につきましては、入所の状況 等を見ながら、機会を捉えて検討していく。

 ③保育園、保育士の魅力について

A 本市では、平成30年度及び令和元年度の2年間、産学官協働による「とだの保育 創造プロジェクト」を実施し、保育人材の確保と定着化や、市の保育の魅力アップを 目的として、多くの保育園が参加し、一定の成果を得たところ。

Q 過去に「とだの保育創造プロジェクト」を実施し、一定の成果を得たとのことだが、このプロジェクトは、今後どのように展開していきたいと考えているでしょうか。

A 公立保育園と民間保育園の意見交換や、情報共有等を行う場を増やし、公民連携事業を積極的に展開してまいりたい。例えば、保育の質の向上のための実践的な研修や、魅力アップのための事業など、実効性のある取組を継続的に実施してまいりたいと考えている。

佐藤

保育園施設を選択する理由として、駅近くにある、保育園に魅力がある等、様々な理由が考えられます。それぞれ特色ある保育園の魅力を知っていただくための工夫、保育士が戸田市で働きたい、働き続けたいと思っていただけるように質の向上を含め、今後の実効性ある取り組み期待いたします。

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埼玉県東松山市では第2子の保育料無償化が始まっています。
東京都では第2子の保育料無償化が10月より始まります。

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