高次脳機能障害の当事者団体から会派宛にいただいたご意見について一般質問いたしました。この件について私は以下の3点の取組みが重要だと考えております。今回の一般質問を機に相談支援連携の強化が図れたらと考えております。
1.周知啓発の更なる推進
2.介護保険第2号被保険者(40~65歳未満)が状況に応じて介護保険サービス、障害福祉サービスの利用ができること
3.相談支援体制 制度が受けられる機関につなげられること
Q 事業評価について
A 当事者と支援する人のための専門的な相談窓口のポスターを、障害福祉課の窓口に掲示し、高次脳機能障害に関する研修会に、市職員や、市内の相談支援事業所等が参加するよう働きかけている。
Q 理解促進に、どの程度の効果があったのでしょうか。
A 数値的な効果としては把握していない。次回の障害者総合福祉計画等のアンケートで、認知度を測ることも検討する。
Q 介護保険サービス、障害福祉サービスについて
A 本人が希望するサービスが就労支援や移動支援といった障害福祉サービス固有のものである場合などには、介護保険サービスに加え、対応する障害福祉サービスを受けることも可能である。
Q 相談窓口体制について
A 高齢者の総合相談窓口である地域包括支援センター、また障害福祉の基幹相談支援センターや、相談支援事業所といった各関係機関においても体制を整えている。一ヶ所で受けるというよりは、どこの窓口でも受けられるような体制を強化してまいりたい。