学童保育は「生活の場」、放課後等デイサービスは「療育の場」として役割が異なるが、放課後等デイサービスの受入れ先が見つからず困る保護者もいます。学童に適切な受け入れ体制があれば利用の選択肢を広げられるため、両者の連携や課題、今後の取組について質問しました。
〇学童保育について
Q 公立学童における特別な支援が必要となる児童の受入れ状況は
A 公立学童保育室では、特別支援学級の児童の受け入れ児童数の合計は、令和7年4月1日時点で、22名。
Q 公立学童保育室では発達に課題のある子が増えており、職員の対応が難しいといったお話を伺う。こども家庭庁による放課後児童クラブ運営指針の改正について(通知)では職員の育成支援についても触れられている。研修等を通じて、障害や疾患等への理解を深めたり、外部の支援機関のスーパーバイズやコンサルテーションの機会を活用を進めては。
A 外部の支援機関等の事業活用は、令和5年度より、臨床心理士等による巡回支援アドバイザー業務を実施している。専門的な見地からアドバイスを行う巡回支援や、児童への関わり方を学童保育室職員とともに意見交換して考えるカンファレンスなどにより、特別な配慮が必要な児童に対する統一的な対応方法を職員が学び、実践している。
Q 学童保育室への特別支援が必要な児童の受入れに際して、庁内外の部署や他機関との更なる連携の強化、情報共有を進めていただけないか。
A 今後、議員ご指摘の関係機関における連携の強化、情報共有が必要となった場合には、個人情報に配慮した連携強化・共有の仕組みづくりについても、検討してまいりたい。
〇放課後等デイサービスについて
Q 放課後等デイサービスの施設、定員数、利用者数の現状は。
A 本市における令和7年10月末時点での施設数は25施設、定員数は244名となっております。実利用者数については、曜日によって通っている児童が異なる場合や、市外の施設を利用している児童もいることから、令和7年9月における実利用者数は368名となっている。
Q 放課後等デイサービスの施設数など、過去3年の推移は
A 令和4年度末時点が施設数は15、定員数は142人、実利用者数は229人、令和5年度末時点が施設数は21、定員数は192人、実利用者数は301人、令和6年度末時点が施設数は21、定員数は199人、実利用者数は322人。
Q 医療的ケアを含めた、いわゆる重症心身障害児を主として預かる放課後等デイサービスがあると思うが、市内における現状は。
A 令和7年10月末現在で25施設あり、そのうち2施設が重症心身障害児を主として預かる放課後等デイサービス(実利用者数8人)となっている。
Q 放課後等デイサービスを希望する障害児人口は増加傾向にあるが、今後の対応状況は。
A 今後も放課後等デイサービスの開設希望があった場合には、積極的に協議を進めていく。
佐藤:放課後等デイサービスついては、事業所数が増えているとはいえ、障害の程度により受け入れが難しいケースが生じています。重度の障害や医療的ケアを必要とするお子さんの放課後の居場所が限られているという現状は、保護者にとっては非常に大きな不安となっています。
だからこそ、既存の事業所において、障害の程度にかかわらず、より幅広い受け入れが進むよう、人材の確保や配置、専門職による支援、必要な設備など、環境整備をどのように進めていくのか、事業所側と協議・情報共有を行いながら、行政として支援の在り方を検討していただくよう要望しました。
国の指針が示すとおり、インクルーシブな放課後を実現するためには、関係部局が縦割りを超えて連携し、支援を横断的につないでいく全庁的な体制が求められます。
今後、本市がさらに
1.学童保育における受入れ体制の整備
2.放課後等デイサービスの専門性強化と重度障害児支援の充実
3.学童保育と放課後等デイサービス双方の連携強化
を進められることを期待いたします。
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