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12月定例会_一般質問

12月6日戸田市議会12月定例会において一般質問を行いました。戸田市の歳出として扶助費が全体の3割を占めている。扶助費とは社会保障制度の一環として私たちの生活を支える経費となっている。2006年度は62.8億円に対し2020年度は165.8億円と約2.6倍以上の増加となっている。今後の新たな行政サービスを提供できるようにするために財源の確保が課題となっていることから問題提起をしました。

(1)債権確保の状況について

Q 収納率の現状、及び向上策は。

A 個人住民税の収納率は、令和2年度決算では95.4%(現年課税及び滞納繰越分)、県内63市町村中62位となっている。令和3年1月にスマートフォン決済アプリを導入、納税者の利便性を高めていく。

(2)新たな財源の創出について

Q 今後の人口減少を見据えた財源確保は重要である。以下、4点の事業提案をする。

1.飼い主のいない猫の不妊・去勢手術補助金について、県の補助金が令和4年度で終了する。申請条件の緩和など市で調整しやすくなるというメリットがある。自ら財源を確保していくクラウドファンディングを実施してはどうか。

A 令和5年度以降の取扱いについては、実施状況や県の方針などを勘案し、判断したい。他自治体の活用事例などを含め、調査・研究する。

2.子育てしている方からご意見を頂戴した。戸田市は遊び場が多いが、調べるのに時間がかかる。ボートレース戸田にあるモーヴィなど市全体の遊び場がわかりやすいパンフレットがあると嬉しいとのご意見を伺う。企業広告などを募集し、写真を多く掲載するなど遊び場を集約した現物支給のパンフレットを作成したらどうか。

A 今後、子育て世帯の声を踏まえながら研究する。

3.庁用車の車体にスペースがあり、企業広告を掲載できるのではと考えるが。

A 庁用車は市の事業が啓発できる貴重なスペースとして利用している状況がある。先進市の事例も参考に調査研究する。

4.企業広告による財源確保、下水道事業のイメージアップにもつながる、マンホール広告の導入はどうか。

A 既存の施設を有効活用し収入を得られることから、広告媒体の一つとして有効である。他自治体の事例等を参考に検討する。

Q 4点財源確保に関する提案をしたが、ほんの一例である。今後の人口減少を見据えた施策、市民サービスの更なる充実を図るため全庁的に取り組む必要があるのでは。

A 前例にとらわれない柔軟な発想や、失敗を恐れずチャレンジすることができる組織づくりなども必要となっていく。若手職員のアイデアや部局を超えた新規の取組みを積極的に提案できる機会の活用なども検討しながら、新たな財源の確保に向けて取り組んでいく。

戸田市は、不交付団体であるがゆえに財源に余裕がある自治体と思われています。しかし、毎年の固定費は90%を超えており既存の事業による支出が多く、新規事業が難しくなっています。財源を確保していく取組みは、市民サービスの充実につながります。今後、市として考えていかなくてはならない課題だと私は考えます。


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