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学齢期の発達障がい児をどう支援するか~ABAからのアプローチ~

講演会「学齢期の発達障がい児をどう支援するか~ABAからのアプローチ~」
昨日(4月22日)は戸田文化会館にて、臨床心理学者であり応用行動分析で著名な井上雅彦氏の講演会が行われました。大学で学んだことばかりでしたが、改めて考えさせられることが多くありました。応用行動分析(ABA)とは、行動の背後にある原因を分析することで、社会生活上の問題を解決していこうというものです。例えば、子どもが家のお手伝いをした時に、おりこうさんだねー、お手伝いしてくれてありがとう!などと肯定感や成功体験を持たせ、次の行動に結びつくように働きかけることです。
いつも思うことなのですが、「障がいを持つこと」の意味についてすごく考えさせられます。障がいのある人の中には、一般社会の中で障がいのない人と同等の生活するためのサポートが少ない、またはサポートをお願いしづらく日常生活に生きづらさを感じている人はいます。私が今までに相談を受けた中で、学校のクラスで1人だけ補聴器をつけていると恥ずかしいと考える子がいました。目に見えない障がいは、周囲に何も言えずに我慢して過ごす方もいらっしゃいます。極論ですが、障がい者が健常者より多数を占める社会だったならば、補聴器を恥ずかしいと思う必要もなく、お互いサポートすることが当たり前になるのではないかと想いをめぐらせてしまいます。今回の講演では、発達障がいと診断されない、診断を受けたくない子どもたちについて考えなければならない支援とは何かをすごく考えさせられました。また、学校側で悩みを持った生徒や保護者からの合理的配慮の相談を受ける教員の事前知識や経験は、必須と私は考えています。

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