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一般質問 上下水道について

5日一般質問させていただきました。内容は以下の通りです。

(1)上下水道管理の知識・技術的継承について
①上下水道部局内の専門職としての採用検討を。

A 特定の職務に精通し高度な知識、能力を有し、かつ継続的に業務に携わることができることは、知識・技術の継承はもちろんのこと、災害・危機管理対応においても、大きなメリットがある。一方で、上下水道分野以外の技術や経験を積む機会が少なくなり、技術職として分野横断的な技術の習得が難しくなるという側面もある。このように、独自採用にはメリットとデメリットがあるので、市の職員採用を所掌する総務部とも調整しながら、今後の研究課題とする。

②水道管路の老朽化対策、耐震化が進まない理由について

A 現在、水道管路の耐震化率は、平成30年度末の時点で51.2%である。水道管路の耐震化するまでには数十年かかり、水道事業全体の課題の一つである。
 老朽化対策としての耐震化が思うように進まない理由は、
1、財政的要因
 高度経済成長期に躍進的に整備された水道施設の多くが、耐用年数を迎え老朽化が進み、耐震化に必要となる莫大な費用の捻出及び確保が十分にできていない。
2、人材的要因
 耐震化事業を進める際に、従事する技術職員の人材不足、水道管路のバルブ操作などの技術的運用面において、蓄積されてきた技術継承の難しさなどがある。
 これらの要因により、耐震化事業の推進に遅れが生じていると考える。

Q 水道管路の耐用年数は。
A 戸田市では、平成27年に策定した水道施設の「アセットマネジメント」において、水道管路の目標耐用年数を設定しており、耐震化となっていない管路を50年、すでに耐震化した管路を70年と設定している。

Q 管路の耐震化事業を進めるにあたっての優先順位は。
A 「戸田市水道ビジョン」に基づき、災害時に重要施設となる総合病院、福祉施設、避難場所へ送水する水道管路を「基幹管路」と位置づけ、最優先に耐震化を進めていく計画としている。

③合流式下水道方式の課題、環境への影響について

A 課題としてh、大雨降雨時に各ポンプ場から菖蒲川へ未処理水を排水するため、水質の悪化や公衆衛生への影響がある。
改善策として、すでに実施している2つの対策がある。
1つ目は、平成24、25年度に各ポンプ場に高速ろ過装置を設置し、これにより水質改善した処理水を菖蒲川へ排水している。
2つ目は、未処理水の放流回数を削減するため、雨水流出抑制によるポンプ場への流入量の縮減やポンプ場の運転制御を行っている。

Q 戸田市には、生ごみを粉砕するディスポーザ はどのくらいあり、環境へ与える影響は。
A 市内のディスポーザ 設置数は12箇所。
 戸田市は、ディスポーザ からの排水を生物処理した後に排水のみ公共下水道へ排除する生物処理タイプのみ。取扱要綱に準じていることから、環境負担は少ないものと考えている。

Q 設置後の維持管理は適切に行われているか。
A 設置後に指導した実績はない。今後は、維持管理の行われ方によっては環境負荷への影響も考えられることから、定期的に水質検査を実施していく。

④「戸田の水来」の販売について
A 水道事業のPRや非常災害時の備蓄を目的に平成24年から現行の500mlペットボトル「戸田の水来」を製造し、翌年から販売を開始した。市内の深井戸から採水した100%の地下水。

Q 昨年の製造本数、製造金額、販売本数、水道事業PRのために配布した本数、売上額は。
A 昨年度の製造本数は2万40本、製造金額は168万4,800円、販売本数は8,246本、水道事業PRのために配布した本数は3,738本、売上額は68万3,244円である。

Q 採算が取れていない。それに見合う広告事業は展開できているのか。効果検証に取り組み、付加価値を高める工夫を。
A 今後は、さらに意見をいただく機会を拡大し、市民、企業の皆様からできるだけ多くの意見をいただくことで、改良を重ねていくとともに、「戸田の水来」がより認識されるようにする。

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