共同通信が全国の地方議会議長に実施したアンケートで議会のバリアフリーの状況を尋ねたところ、2月25日時点の集計で「進んでいない」との回答が半数を超える計56%となっています。本会議場について、車椅子利用の議員が支障なく移動できるよう「段差を解消している」と答えたのは、24%(埼玉県は20%)となっており、戸田市議会も段差が解消できていない状況です。点字ブロックの整備など視覚、聴覚障害者向けの対応も低調です。戸田市議会は聴覚障害のある私や傍聴者向けには、手話通訳、音声認識システムによるモニターが整備されています。
進捗の遅れの理由としては、私個人としては以下の事が考えられます。
1.議場に行くことがほとんどなく、障害当事者からの声があがってこない。
2.障害当事者が立候補するには選挙活動においてハードルが高く、障害者当事者が議場を利用することがほとんどない。
3.議場は市民には開かれておらず、誰もが利用できる状況になっている自治体は少ない。
4.庁舎を改修する際、法律や条例のみで進められることが多く、障害当事者の声を訊くことが少ない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/233286
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