入間市の茶畑テラス「茶の輪」を視察しました。

 8日、伊勢崎市の車いすユーザーである高橋宣隆市議と共に入間市に茶畑テラス「茶の輪」を視察してきました。視察時に提供されたのは、入間市の特産物である狭山茶でした。実はあまり知られていないかもしれませんが、入間市は、狭山茶の生産量が1位となっている自治体です。「茶の輪」は、令和5年3月から景観活用事業として展開されており、事前予約性の貸切テラス(有料)です。市内で採れた狭山茶をテラスの上で味わいながら、椅子やテーブル等を借りることができ、くつろげる場所でもあります。

 先日、この事業についてユニバーサルデザインになっておらず、足腰の弱い方や車椅子ユーザーが利用できないといったご意見がありました。「茶の輪」は農地申請が必要な場所であり、地権者と交渉のうえ現在のような事業実施になり、恒久的な利用ではないことを伺っています。

 私たちが感じたことは3点です。

①この茶畑テラスは、見ごたえのある景観と狭山茶を広く知っていただく取組みとしては素晴らしく、様々なメディアで取り上げられているこの事業を多くの人に知っていただきたいです。

②現在、「茶の輪」は利用したくても利用できない方がいる状況があります。こうした利用できない方への対応(視覚ゴーグルの利用、テラス外での利用・おもてなし等)をご検討お願いしたいです。

③今後、恒久的な利用を検討されるのであれば、ユニバーサルデザインを視野にいれた対応をお願いしたい。

 以上の3点を先方にお伝えさせていただきました。

 景観事業としての「茶の輪」は実際この目で見て、多くの方に体験していただきたいと思わせる素晴らしいものでした。また、当事業に携わっているお茶屋「やまきゅう中島園」さんに伺い、お茶を製造している現場を見学させていただきました。皆さまにお届けできないのが残念に思えるくらいのお茶の香りにつつまれる体験でした。関係者の皆様に感謝申し上げます。

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