八潮市で発生した道路陥没事故を受けて、戸田市の状況報告が市ホームページに掲載されております。下水道管の耐用年数は50年とされています。市内で耐用年数を超えている下水道管があり、私は数年前に議会や監査で指摘しました。下水道管の老朽化対策は今後の課題であり、議会内でも状況を注視していきます。
〈市ホームページより抜粋〉
戸田市内において市が管理する下水道管については、戸田市下水道ストックマネジメント計画に基づき、下水道管総延長約311キロメートルのうち、緊急輸送道路などに埋設された重要管路及び布設年度の古い管路など、優先度の高い約58.9キロメートルについて、令和3、4年度に調査・診断(下水道管路調査等業務)を実施したところです。
調査では、何らかの修繕・改築が必要な管路が約8.9キロメートルあると判定されました。このうち緊急に改善すべき管路から優先して対応を完了させるとともに、以後は計画的に修繕を実施しています。
この結果、本年度末には、緊急に改善すべき箇所を含む約3.4キロメートルの管路の修繕・改築を完了する見込みとなっており、残りの約5.5キロメートルは、令和8年度の完了を予定しています。
下水道管の老朽化対策とは別に、市では、道路の陥没対策として令和元年度に災害時の緊急輸送道路を対象に路面下空洞調査を実施したところです。調査により陥没の可能性が高いと見込まれた9カ所については、令和2年度に空洞を埋める修繕工事により対策を完了しております。

